ラジコンをオフロードで走らせる際に、念のため行っておきたいのが「防水加工」です。
いきなりの雨や誤って水たまりなどに入ってしまいラジコンの故障の原因になってしまう場合もあります。
という最悪の事態のためにオフロード、特に水辺が近くにある場所で走らせる場合には「防水加工」をしておくことをおすすめします。
オフロードラジコンの防水加工にはマリングリスがおすすめ!
ラジコンの防水加工といえば、「バッテリーの防水加工」「受信機の防水加工」などはありますが、ドライブシャフトなどのギヤにも防水加工をしておきましょう。
このギヤの防水加工をしておくことで水の中や泥などのを走ってもギヤの腐食を予防したり、スムーズな走りを維持できるようになります。
このマリングリスとはウォータースポーツやオフロードなど、泥水や海・水辺で使う機械の防水加工のために作られたグリスになります。
ラジコンの受信機のボックスの防水加工としてはシリコングリスを使う場合もありますがマリングリスのほうが粘着性もよく、気温による液垂れもしにくいので僕は自分のRCカーのギヤと受信機の接合部に塗って防水仕様にしています。
僕のYoutubeでは実際に川の中や水中を走らせる動画をアップしているので、参考に見てみてください。
マリングリスを塗る場所
さて本題ですが、実際にマリングリスを塗る部分は駆動部分のギヤ周辺に塗っていきます。
粘着性があるので塗りすぎると砂利などがくっつき逆に駆動部の妨げになる可能性もでてくるので適度に塗っておきましょう。
塗るときに注意したいのがドライブシャフトに塗りつけるときです。
ドライブシャフトには伸縮する部分がありますが間違ってそこにはマリングリスを塗らないようにしましょう。
そうでなくても粘着性が高いので乾いて硬化してしまうとドライブシャフトの伸び縮みができなくなってしまいます。
画像(AXIAL SCX10ii)で印をつけている部分に塗ってあげましょう。
これで水や泥がギヤに入り込んでいくのをある程度防ぐことができます。
ドライブシャフト以外にもタイヤの駆動部に近い箇所にも塗っておきましょう。
参考の画像(トラクサスTRX-4)はフロント部分になります。
フロント部分に塗るときもマリングリスのつけすぎは注意です。
砂利と混ざって塊になるとメンテナンスするのも大変なのでギヤ周りがマリングリスで覆われたかなと思うぐらいの量にしておきましょう。
まとめ
以上、ラジコンをオフロードで走らせるための防水加工をご紹介しました。
マリングリスはラジコンを水中や泥水で思いっきり走らせるために心強い味方となってくれます。
値段もそこまで高くないので持っておいて損はないでしょう。
僕が使っているマキシマのウォータープルーフグリスは青色なので塗った場所がひと目でわかるというのと大容量なのが気に入っていて愛用しています。